【連載】シニアソムリエのワイン産地訪問記〜番外編〜ロンバルディア州フランチャコルタ・モンテロッサ社へ!
北イタリアロンバルディア州の東部イゼオ湖の南に広がるフランチャコルタの一大産地へ♪
フランチャコルタとはフランスの『シャンパーニュ』と並ぶ、瓶内二次発酵のスパークリングワインです。
州都ミラノから1時間ほどのところに位置する山間の産地でリゾート地としても多くの観光客が訪れています(^^)
訪問したのは1972年創業フランチャコルタの名門『モンテロッサ社』です。
小高い丘に広がるブドウ畑には害虫の対策として、色鮮やかなバラが植えられています。
ワイナリーの入り口には、収穫したブドウを運ぶ為のワイン木箱を乗せた黄色い自転車があり、何ともキュートです♡
醸造は主にステンレスタンクにより行われ、熟成にはオーク樽も使用されています。使っているのか聞き忘れましたが、卵型のコンクリートタンクも置いてありました。
見学後はワイナリー内のテイスティングルームで試飲🥂
スタンダードタイプの『プリマ・キュヴェ』、サテン・ブリュット『サンセヴェ』、上級クラスの『カボション』を比較試飲。
モンテロッサでは通常18ヶ月の法定熟成が定められているスタンダードクラスでも、約24ヶ月(2年)の熟成をして出荷されています。
スタンダードの品種は『シャルドネ』、『ピノ・ネーロ(別名ピノ・ノワール)』、『ピノ・ビアンコ』を使用。サテンは白ブドウ『シャルドネ』のみを使用して24ヶ月以上の熟成。カボションは『シャルドネ』と『ピノ・ネーロ』で36ヶ月の長期熟成が行われています。
テイスティング後はローマから呼んだ料理人の方によるランチを頂きました🍽
アペリティーボと共に前菜のフィンガーフード😋特にさつま芋を焦がしたキャラメル状の飴でコーティングした料理はフランチャコルタにピッタリでした👍味は日本の『大学いも』みたいな感じです😊
席に着き『キノコのソテー ポレンタ添え』、本番ローマ人の作るシンプルな『カルボナーラ』を頂き最高のランチでした😋
お土産にビリヤードのボール🎱デザインのミュズレ(スパークリングワインの栓の上の金具)を頂きました。
次回は『ミラノの街と食』の紹介です。
■おすすめワインの紹介
管理人のInstagramも宜しくお願いします!(^^)!
アカウント@sekaino_tk